シーズン3

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ゾンビ化したニックの運命は?

“クラシェイ・モーテル”に毒液を吹きかけられたことによって仮死状態におちいり、棺桶に入れられてしまったニック。フグ型ヴェッセン、“クラシェイ・モーテル”の毒液を浴びせられた人間たちは仮死状態を経て凶暴なゾンビ化する過程をたどるが、ロザリーによると、グリムであるニックは、違った反応を示すはずだとのこと。ニックは棺桶に閉じ込められたままの状態で、王家のリーダー、エリックが待ち構えるウィーンに運ばれてしまうのか?仮死状態から覚醒したニックには、どのような変化が訪れるのだろうか。ニックの運命はいかに…?

ハンクとジュリエットが加わった“新生グリム・チーム”

当初は悪夢に悩まされたハンクも、今ではすっかりヴェッセンに関連した事件の捜査に慣れ、モンローとレナード警部がそれぞれヴェッセンに変身するのを見て「羨ましい」と言えるまでに回復。ニックにとって頼もしいパートナーへと成長する。またジュリエットも、ニックについての記憶を取り戻した際に、モンローたちを通して、ヴェッセンの存在とニックがグリムである事実を知る。その直後はさすがにショックを受けたジュリエットだったが、獣医である自分の知識と経験を活かすなどして、ニックが取り組む事件の解決にも協力。ハンクとジュリエットという、ニックが最も信頼を寄せる2人が加わったことで、シーズン3では新たな戦力を得た“グリム・チーム”の活躍ぶりが楽しめる。

飛躍的な進展を見せそうなモンローとロザリーの関係

ニックについての記憶を失った上、アダリンドの母キャサリンの陰謀に巻き込まれたジュリエットと、それによって傷ついたニックとの関係の修復を何とか手伝おうと、自分たちのことは構わずに一所懸命になっていたモンローとロザリー。ジュリエットの記憶がようやく回復し、めでたくニックと恋人同士の関係に戻り、ニックは居候していたモンローの家から出てジュリエットと再び同居を始め、モンローとロザリーもやっと自分たちの関係に目を向ける余裕が出てくるように。そんなシャイな2人の関係もついに進展しそうな予感が…。

王家を巻き込むアダリンドの企み

ジュリエットに病的な執着を見せて困惑していたレナード警部を誘惑してまんまと妊娠したアダリンドは、ウィーンに飛び、王家の血を引く子供を身ごもっていることを武器に、再び“ヘクセンビースト”のパワーを取り戻そうと画策。王家サイドでも大きな変革が起こり、アダリンドとレナード警部の間の子供は予想以上に大きな役割を果たすことに。ストーリー上の大きな鍵を握るアダリンドの動きに要注目だ。