シーズン5

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ニックとアダリンドが!? まさかの展開続きで、ストーリーも面白さもさらに加速するシーズン5

ヘクセンビーストとなってしまったジュリエットはニックに襲い掛かり、これまで様々な陰謀をしかけてきたアダリンドはニックの子供を妊娠するという、予想外の展開を迎えたシーズン4。それまでダイアナを守ってきたニックの母ケリーは、王家の陰謀とジュリエットの裏切りにより殺害され、ニックはトレーラーも恋人ジュリエットの存在も、すべてを失ってしまった。そんな中、おばマリーを殺害したことをはじめ、様々な悪行をしてきたアダリンドが、なんとニックの子供を妊娠。誰にとっても予想外の子供誕生(しかもグリムとヘクセンビーストの2つの血を持つ子供)となり、父親となるニックは、心を入れ替えたようにみえるアダリンドとの不思議な同居生活をはじめることになる。その一方で、レナードとアダリンドの間に生まれた王家の血を引くダイアナをめぐり、レジスタンスと王家の死闘は終えたかのように見えたのだが、ニックの前に更なる強大な敵が立ちはだかる。ヴェッセン界を揺るがす大きな動きが表面化してくるのだ。

王家の血を引くベビー、ダイアナ。そしてグリムとヘクセンビーストの間に子供が生まれる!?”

レナード警部とアダリンドの娘ダイアナは、王家の血を引くだけでなく、1/4は人間で3/4は“ヘクセンビースト”ゆえ、ベビーの頃から超能力を発揮するパワフルな存在。そんなダイアナを支配下に置きたい王家はありとあらゆる手段を講じていたが、王家はほぼ壊滅状態となり、ダイアナの身の安全はレジスタンスが確保している。娘ダイアナと引き離されてしまったアダリンドは、ニックとの間にできた子供だけは自分の手で守りたいと決意。ニックもアダリンドの子供とはいえ、わが子を彼女と共に育てていく決心をすることに。ヘクセンビーストとグリムの血を引く子供であれば、ダイアナ以上に特別な力をもっていることも大いに考えられる。ニックはグリムに戦いを挑んでくる新たな敵“黒き鉤爪”の前に、家族を守ることを改めて決意するのである。

ヴェッセン界に亀裂!? ヴェッセン界に台頭する黒い集団と、それに対抗する謎の秘密組織

シーズン4では、モンローとロザリーが異種結婚したことで、彼らを嫌うヴェッセンラインに危うく処刑されかけるが、シーズン5では、ヴェッセンラインよりさらに凶暴な集団が登場する。グリムとその仲間たちを殺害し、自ら手を下した証拠として黒い爪跡を殺害現場に残していく……。その凶暴性からヴェッセン界でも恐れられるこの黒い集団は、これまで自分たちヴェッセンが人間社会で抑圧され、真のアイデンティティを隠して生きてきたことに反発し、ヴェッセンの文化や伝統、儀式などを復活させ、ゆくゆくは世界中の政府を乗っ取ることを画策している。よって、敵であるグリムや、グリムに協力する一部のヴェッセンたちを敵視し、邪魔者を取り除こうと、殺害を繰り返す強硬派グループなのだ。そんな黒い集団“黒き鉤爪”に対抗するのが、HW(“ハドリアヌスの長城”の意)と名づけられ、一般には知られることのない秘密組織だ。人間ではなく、グリムやヴェッセンが工作員として活躍するこの秘密組織には、ある人物も実は深くかかわっているらしく……!?