海外ドラマ「GRIMM/グリム」

第10話「死の烙印」THE HOUR OF DEATH

ドナという女の子が誘拐された事件を捜査するニックたち。なかなか成果を挙げられずに行き詰っていたある日、ドナと同じビルで働くエイドリアンという男の家を訪れたところ、ニックはストーブでドナの写真が燃やされているのに気付き、またエイドリアンが魔物に変身するのを目撃して署に連行する。

リーベンザウガー

ヒルのような姿で鼻は退化し、丸く開く口には無数の牙のような歯が生えている。変身すると頭髪や体毛はなく、茶色の皮膚はイボのようなものがたくさん出ている。牙を相手の皮膚に突き立てて血液を吸う。醜い姿の自分を嫌って絶望し、他の強い者に憧れる性質がある。またその絶望感から酒など嗜好品に依存しやすい傾向にある。

「アルプトラオム・フューア・ヴェッセン・キンダー」(フィクション)『獣に焼き付けられたのは一族の印 その姿を見て生き延びた者はいない』

人間の子供たちにおとぎ話があるように、ヴェッセンの子供たちにもおとぎ話がある。それがヴェッセンの家で語り継がれるおとぎ話「アルプトラオム・フューア・ヴェッセン・キンダー(ヴェッセンの子供たちの悪夢)」。ヴェッセンの子供たちは、悪い事をすると恐ろしい“グリム”がやってきてひどいことをされる、と寝物語に聞かされて育つ。GはGRIMMのG、という風にアルファベットを覚えるヴェッセンの子供たちだが、そのGマークというのは、昔、恐ろしいグリムの“死の分隊”がやってきて殺した相手に印をつけた、“ヴェッセン大虐殺”事件の象徴でもある。Gマークを見ると全てのヴェッセンが震え上がり、子供たちは部屋から出てこられないほど怖がる。

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