海外ドラマ「GRIMM/グリム」

第17話「一人の怒れるフクスバウ」ONE ANGRY FUCHSBAU

陪審員を務めることになったロザリー。被告の有罪を確信していたが、冒頭陳述を聞き終えると逆の思いになっており、戸惑いを覚えると共に気分が悪くなっていた。心配したモンローは翌日裁判所まで送って行き、裁判を傍聴する。そこで、検察側の証人が反対尋問で証言をまったく逆に覆すのを目の当たりにし、被告人の弁護人ケロッグに疑いの目を向ける。

ローウェン/マウズハーツ/ツィーゲフォルク/アイスビーバー

ローウェンについては(画像:左上)シーズン1第12話「闘技場」、マウズハーツについては(画像:右上)シーズン1第9話「父親の影」、ツィーゲフォルクについては(画像:左下)シーズン1第4話「誘惑」、アイスビーバーについては(画像:右下)シーズン1第19話「目撃者」を参照。ローウェンの夫がマウズハーツの妻を殺害し、ツィーゲフォルクの悪徳弁護士がついた。ツィーゲフォルクの脳の視床下部の下に、ツィーゲフォルク特有のフェロモンの量を調節するゲルフ腺というものがあり、フェロモンは汗腺を通して分泌される。ゲルフ腺を閉じて汗をかかせなくすれば誘惑フェロモンを出さないようにすることができるが、抑制剤を作るにはツィーゲフォルク自身の汗が必要になる。

「パラダイスの園」『朗々と穏やかに響く彼の歌声に誰もが聴き入った 声の主も知らずに…』

アンデルセン童話に収録。読書好きの王子は、“パラダイスの園”に行ってみたいと思っていた。ある日森で雨に遭い、火が燃えている風穴を見つけた。そこには四人の風の子を持つ大女がいた。北風、西風、南風が風穴に帰ってきて、最後に東風が100年ぶりにパラダイスの園から帰ってきた。女は王子に、東風にパラダイスの園に連れていってもらえといい、王子は喜んだ。パラダイスの園に着くと王女が待っていた。次に東風がここへくるのは100年後なので王女は王子に東風と一緒に帰るように勧めたが、王子は残ると言い張った。王女は「毎晩わたしはあなたを手招きするがついてきてはいけない。もしついてきたらパラダイスから追放され、園も沈んでしまう」といった。だが王子はその晩、手招きした王女について行き、枝の下で寝ている王女の涙に口づけした。すると雷が落ち、王子は園から突き落とされてしまった。王子が戻ったのは大女のいるあの風穴で、そこに死神がやってきた。死神は「死の国に連れていってもいいが、まだ少し地上で生かしてやるので改心するように。もしできなかったら1000年間、暗い所に沈めてしまう」と言うのだった。

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