海外ドラマ「GRIMM/グリム」

第20話「切り裂きジャック」YOU DON'T KNOW JACK

レナードはプールの底で目覚めるが、なぜそこにいるのか記憶がない。そんな中、切り裂きジャックの模倣犯のような事件が発生。ニックはヴェッセンの仕業だと睨み、捜査を開始する。一方ロザリーとアダリンドは、ジュリエットの抑制薬を作る準備をしていた……。

切り裂きジャック -その1-

ヴェッセンとは違うが、ヴェッセンとの関わりも古く、1798年ルクセンブルグの農民一揆の記録にも登場する。ある記録によれば、農民一揆の混乱が続く中、郊外のブルットバッドが避難民を食いに来るために夜の見回りを続けていたグリムがとある事件に遭遇している。彼は2週間でブルットバッドを2人退治したが、その後もヴェッセンの若い女性が何人か殺された。全員ノドを掻き切られて腹を裂かれていた。あまりにも非情な殺し方だったため別のグリムの関与を疑ったが、後日ひとりの兵士が街の娼婦を殺して臓器を切り取っているところに出くわした。兵士をヴェッセンだと思って追い詰めたものの、彼はヴォーガしなかった。だが兵士の目つきが尋常ではなく、まるで悪魔に取りつかれたかのようだった、と記録されている。

クラウストライヒ

クラウストライヒについてはシーズン1第16話「金の卵」を参照。

「切り裂きジャックからの手紙」『その気になったら捕まえてみな』

切り裂きジャックは、1888年にイギリスはロンドンのホワイト・チャペル地区で発生した連続猟奇殺人事件の犯人の通称。当時のロンドンを震撼させたが、1888年9月27日、"切り裂きジャック"の署名が入った手紙が、新聞社セントラル・ニューズ・エイジェンシーに届く。消印は9月25日、 "Dear Boss" の書き出しで始まるこの手紙は、「切り裂きジャックは売春婦を毛嫌いしており、警察には決して捕まらない、犯行は続く」と予告するものだった。この件が新聞で伝えられると、切り裂きジャックを名乗る手紙が何百通も新聞社などに届いた。大多数はいたずらや自作自演だったが、最初に届いたものと、1888年10月1日配達のもの、1888年10月16日配達のものの計3通は偽物だとは断定できなかった。3通目はホワイト・チャペル自警団代表ジョージ・ラスクに届いた小包で、アルコール保存された腎臓が入っており、人間の女性のものであると確認された。結局この事件は未解決となり、犯人像には諸説ある。

PAGE TOP